東京・練馬は、今日も良いお天気

動き回ると汗ばむほどですね!
明日は、一気に冬に逆戻りしてしまう予報なので、その前に2月の森のようちえんで見つけた“春の足音”を振り返りたいと思います


2月27日当日、晴天に恵まれました!
集合場所は、すっかりおなじみの光が丘公園、大きなセンダンの木の下。
たくさんなっていた実もすっかりなくなっていました。
どこに行ったかというと‥

↑ヒヨドリのお腹の中!‥から、今は出て、公園や街のあちこちに種が撒かれて(蒔かれて)いることでしょう。センダン母さんの戦略ですね^^。
2月の森探検は、虫眼鏡を手に、樹木の枝先に注目!
冬芽と葉痕(ようこん)を観察しました


小学生応援団のお姉さんと一緒に、イロハモミジの真っ赤な冬芽を観察!
「ろうそくの火みたい!」「小さくてかわいいね!」とあちこちから声が上がりました。
続いて、雑木林のクヌギの樹皮の割れ目に、何かを発見!

その名も、クヌギカメムシの卵!

「甘エビの卵に似ていませんか?」というと、
「ほんとだ!!」とお父さんお母さんたち^^。
よーく見ると、孵化(ふか)しているものも!

分かるかな‥?黄緑色をした丸いのが、幼虫です。
クヌギの木の芽吹き前に孵化する幼虫たちの最初のご飯は“卵の殻”(とても柔らかいです)
クヌギカメムシの赤ちゃんたちが食事をしているところだったんですね。
最初は、卵と幼虫、見分けるのが難しかったみたいですが、だんだん目が慣れてくると、子ども達の方がとっても上手!林のあちこちで、「ここにもあったよー!」という声が聞こえました。
中には、木の根元で、息絶えたクヌギカメムシ母さんを見つけた女の子たちも。

「死んでしまうと臭くないね。」と優しく手のひらのせている様子がとても素敵でした

そして、2月の森のようちえんのもう一つの目玉

毎年大好評の“本物の粘土を使ったテラコッタ陶芸プチ体験”

練馬区高松にある素敵な園芸店、
庭樹園(ていじゅえん)グリーンテラスの杉下先生がスペシャルゲスト講師として来てくれました!

出発前に「粘土の板に、森の木の実や小枝を使って、模様を付けるよ!素敵な“森の宝物”拾ってきてね。」とお話しがあったので、みんな忘れずに拾っていましたよ


センダンの木の下が、素敵なテラコッタ教室に!

小学生応援団たちも張り切って杉下先生のお手伝い!

粘土の扱い方を教えてもらった後、小皿かプレート作りが始まりました。

マツボックリや、ドングリ、センダンの種でも素敵な模様が描けましたよ!
焼き上がりは、一か月後!3月27日の森のようちえんで配られます。
当日まであと10日!楽しみですね!!

↑昆虫原っぱで、「かわいい!」と大人気だった、オニグルミの葉痕

みなさんは、何の“かお”に見えますか?ウサギ?サル??ヒツジかな??(●^^●)