2022年12月26日

2022年もありがとうございました!

2022年も残すところあとわずかとなりました。
長いコロナ禍、様々な制約のある中、当会の活動にご参加、応援いただいた皆様本当にありがとうございました。
この場を借りて心より御礼申し上げます。

誠に勝手ながら、12月28日㈬午後〜新年1月4日まで、年末年始休業とさせて頂きます。

新年は1月5日㈭より始業致します。
2023年も、身近なみどりのよさを実感し保全保護につなげる活動、次世代リーダー育成に力を入れて参ります。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末最後に、森のようちえん工作担当くらちゃん先生から冬の森の素敵なアレンジが届きましたのでご紹介しますね!
1672041661760.jpg
バラの花のように美しいヒマラヤスギのマツボックリ先端部分が使われていますぴかぴか(新しい)
真ん中にちょこんと乗ったアカマツのマツボックリがなんとも可愛らしいですね^^

みなさんも、身近なみどりへの温かい眼差しを2023年へつなげていってもらえたら嬉しいです。
来年も練馬のみどりで会いましょう!
身体に気を付けて、どうぞ良いお年お迎えくださいませ。
posted by みどりちゃん at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | その他お知らせ

2022年12月21日

たのしかったね!12月の森のようちえん

今週末は、子ども達が待ちに待ったクリスマス!
冷え込みも増してきましたが、元気にサンタクロースを迎えたいところですねクリスマス

12月の森のようちえん、気持ちの良い冬晴れの下、無事開催することができました。
変換 〜 DSCN6745p.jpg
お休みが少し多かったものの、元気な親子が光が丘公園のすすき原っぱに集合!
センダンの実が黄色に色づいてきたのが遠目にも分かりますね。
221211すすき原っぱ光が丘034.jpg

まずは、そのセンダンの木の上にハラビロカマキリとヒメクダマキモドキを小学生リーダー達が見つけてくれました。
DSCN6714 ハラビロカマキリ.jpg
「どこどこ!?」「産卵準備中かな??」とみんな夢中になって観察。
221211ハラビロカマキリすすき原っぱ中光が丘010トリ.jpg
ハラビロカマキリ

DSCN6716tp ヒメクダマキモドキ.jpg
ヒメクダマキモドキ

その後、原っぱとその周りを探検。
DSCN6750.jpg
黄色に色づいているのがアキニレの木。翼をつけた風で飛ぶ種をつけています。
221211アキニレ実すすき原っぱ中光が丘027.jpg
足元には、飛ばされて落ちた種たちが。
221211アキニレ実雑木林光が丘033.jpg
「先生は目玉焼きに似てると思うんだけど^^」というと、「ほんとだー!!」とお母さんお父さんと一緒に夢中で探してくれる様子がとても可愛らしかったです。

続いて、クヌギの冬芽トンネルをくぐり、どんぐりの森へ。
DSCN6761p.jpg
途中、大きなクヌギの枝先にオオカマキリの卵を発見!
221211オオカマキリ卵鞘すすき原っぱ西光が丘007.jpg

こんなのもいたよ!
DSCN6763p アズチグモ.jpg
アズチグモの♀。カニグモ科の仲間です。
白く美しいその身体は、森の“雪ん子”をイメージさせ、なんとも可愛らしいです。

広葉樹の森を抜け、針葉樹の森&芝生広場へ。
221211ヒマラヤスギ&ケヤキ芝生広場光が丘067.jpg
ヒマラヤスギの雄花や松ぼっくりの観察しました。
雄花は、まるで毛虫のよう!
221211ヒマラヤスギ落雄花芝生広場光が丘038.jpg
地面一面に広がっていて歓声が上がりました。
221211ヒマラヤスギ落雄花芝生広場光が丘050.jpg

森探検のあとは、お待ちかね!くらちゃん先生による森の工作教室☆
221211ドイツトウヒ芝生広場光が丘053.jpg
ドイツトウヒの前で拾ったヒマラヤスギの松ぼっくりの欠片などを使って
Xmasオーナメントを作りました。
みな夢中で、お母さんお父さんと一緒に楽しそうに作っていましたよ。
DSCN6814p.jpg

小学生リーダー達も、くらちゃん先生の“助手”として張り切ってお手伝い手(グー)
DSCN6805p.jpg

最後、作品を胸にして記念写真をパチリ。
変換 〜 DSCN6818p.jpg
いつもより沢山歩き、みんな本当によく頑張りました!

来月1月は冬休み雪
次回の森のようちえんは、2月26日㈰10:00-11:30 です。

早春の森探検 &“本物の粘土”を使ったテラコッタ陶芸プチ体験♪
毎年大人気のスペシャルプログラムですひらめき
年明け、5日前後に申込スタートします!どうぞお楽しみに!!

2022年12月15日

冬の森の #あしもとから 〜11月12月の森のようちえん〜

本日、12月15日 #あしもとから の日#あしもとから221127集合写真光が丘483.jpg

森のようちえんの日程の関係で、11月と12月合体でお届けしますNEW
上の写真は、11月27日㈰の森探検のあしもと。
「足元の写真を撮るから、顔じゃなくて、足を出してね!」って言うのに、どうしても気になって見上げてしまう子ども達がとってもかわいかったです(●^^●)

秋の終わりの森の足元では、森の生き物達が冬越しの準備をしていました。
蛹になるために、土の中へ潜り込もうとしていたクチバスズメの幼虫。
221127クチバスズメ幼虫雑木林光が丘370.jpg

森のようちえんでは“ウンコロジスト”ふくちゃん先生※の「ケムシとウンコプログラム」効果もあり、イモムシケムシも皆友達!いつもは、手の上に乗せて観察するのですが、蛹になる前の大事な時なので、そっとまた落ち葉をかぶせてあげました。
221127クチバスズメ幼虫観察雑木林光が丘457.jpg
※ふくちゃんは、諫早市こどもの城の主任専門員。同施設の「森のじかん」の担当者でもあります。身近な自然の生き物の魅力を、ホンモノとのふれあいを通じ、多世代に伝えている素敵な先生です。

そして、12月の森のようちえん☆
(探検が長かったため撮影は終了後に。大人足多めです^^;)
足元から.jpg
いつもの原っぱ&雑木林を抜け出して、少し離れた針葉樹の森を目指しましたクリスマス
221211ヒマラヤスギ&ケヤキ芝生広場光が丘067.jpg
広い芝生広場の奥には、ヒマラヤスギの林
(写真左。中央はサクラ。右はケヤキの紅葉です。)

見上げる枝先には、大きな大きなマツボックリ!
221211ヒマラヤスギ実芝生広場光が丘049.jpg
ヒマラヤスギは、マツ科の樹木なので、マツボックリがなるのです。

その足元をよーく見ていた小学生リーダーが見つけました!
221211ヒマラヤスギ実芝生広場光が丘047.jpg

ヒマラヤスギのマツボックリは、クロマツやアカマツと異なり、ミルフィーユ状になっていて、種が熟して乾燥すると、バラバラになって落ちていきます。
その間に挟まる種(翼果)を飛ばしながら。
221211ヒマラヤスギ実芝生広場光が丘045.jpg

先端部分は固く、種も挟まっていません。
シダーローズとも呼ばれ、まるで薔薇の花の様。
リースの材料等として、とても人気があるので、滅多にお目に掛かれません。
221211ヒマラヤスギ実芝生広場光が丘043.jpg
でも、見つけてくれました!さすが!小学生リーダーぴかぴか(新しい)

種についている翼はとても繊細。
手の上に乗せてみると、その繊細な薄さに惚れ惚れします。
221211ヒマラヤスギ種子部芝生広場光が丘040.jpg
公園や学校にシンボルツリーとして植えられることが多い同種。
ぜひみなさんのお家の近くのあしもとでも探してみて下さいね。
posted by みどりちゃん at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | #あしもとから

2022年12月10日

明日は12月の森のようちえんです☆

明日は12月の森のようちえん!
IMG_20221204_102923.jpg
いつもの原っぱを抜けて、飛ぶ種舞う冬の森を探検します。
クリスマスツリー(針葉樹)の森を目指すよ!
くらちゃん先生のクリスマス工作教室もありますクリスマス
温かい服装で、みんな元気にいらしてくださいね(●^^●)

持ち物
●使い慣れたハサミ
●小さめのレジャーシート
●水筒・筆記用具・クリップボード(下敷き+洗濯バサミでOK)
●気候に合わせた汚れてもいい服と靴、帽子。草むら・森の中に入りますので肌の露出は少なく。
●雨具(天気予報に合わせて、傘・カッパ・長靴を。傘で距離もとれます。)

基本的に雨天決行。警報級の荒天の場合のみ中止です雨
中止の場合は、こちらのブログにてご案内しますので、念のためお出かけ前にチェックをお願いします。
★このページのままであれば、予定通り開催です★

体調不良のお振替承ります。朝九時までに事務局03-3922-1890までお電話下さい(携帯に転送されます)
くれぐれも無理のないようにお願い致します。

2022年12月02日

楽しかったね!11月の森のようちえん!!

目東京練馬は、朝の冷え込みが厳しくなってきました。
師走に入り、一気に冬本番ですね。
221127集合写真光が丘458.jpg
先週の日曜日は、お天気にも恵まれ、11月の森のようちえんが無事開催されました。
森のようちえんシンボルツリーの一つ、光が丘公園すすき原っぱのクヌギの木も紅葉が鮮やか。

原っぱの昆虫たちもだんだん少なくなってきていました。
最後の力を振り絞るオオカマキリ
221127オオカマキリすすき原っぱ中光が丘337.jpg
実生の根元の方へ降りてきて、じっと日光浴するナナホシテントウ
変換 〜 221127ナナホシテントウすすき原っぱ中光が丘382.jpg

雑木林の生き物達も、冬越しの準備の真っ最中。

交尾をするクヌギカメムシ
変換 〜 221127クヌギカメムシsp.交尾雑木林光が丘369.jpg
産卵するメス
変換 〜 221127クヌギカメムシsp.産卵中雑木林光が丘353.jpg
クヌギやコナラの樹皮の隙間に産み付けられた卵
変換 〜 221127クヌギカメムシsp.卵雑木林光が丘351.jpg

交尾→産卵→卵 と全ての過程を見ることができました。
インターネットでは学べない“本物”がそこに!!

そして、雑木林を歩いていると「キャー!!」っとお母さんの声。
「なになに!?」と集まる子ども達の足元に・・
221127クチバスズメ幼虫観察雑木林光が丘457.jpg
土の中で蛹になって越冬しようとしていたクチバスズメの幼虫が。
221127クチバスズメ幼虫雑木林光が丘370.jpg

先週のミニ観察会では、まだ木の幹にいたのに‥
221119クチバスズメ幼光が丘324圧.jpg
更に丸々と太っていて、その大きさに大人も子どもも圧倒されました。

いつもの森のようちえんであれば、イモムシ・ケムシ達も手の上に乗せてみんなで観察するのですが、蛹になる前の大事な時期だから‥とそっとまた落ち葉をかけてあげました(●^^●)

その他、大きいと言えば‥オオスズメバチの女王蜂にも遭遇!
221127オオスズメバチ女王雑木林光が丘434.jpg
女王蜂は一匹で越冬し、来春まで過ごします。(他の蜂はみな死んでしまいます)
その大きさ、力強さは圧巻でした!

その他、色づく秋の紅葉やイロハモミジの飛ぶ種などなど‥
たっぷり楽しみましたね。
変換 〜 221127イロハモミジ観察もみじ広場光が丘427.jpg

最後の振り返りクイズは、小学生の生き物観察リーダーが行ってくれました。
変換 〜 221127昆虫クイズ光が丘460.jpg
あんなお兄ちゃんになりたいなぁ。。と、みんな羨望の眼差しに目

そして、もう一つ忘れてはいけないのが、11月の森のお楽しみ!
くらちゃん先生の工作教室は、「どんぐり染めに挑戦☆」
変換 〜 221127どんぐり染め光が丘404.jpg

どんぐりとクヌギのぼうし(かくと)を入れてお鍋でコトコト煮ると
変換 〜 221127どんぐり染め光が丘409.jpg
とっても優しいベージュ色に^^

お鍋の火の番は、小学生ボランティアたちが大活躍!
変換 〜 221127どんぐり染め光が丘391.jpg
みんな本当にありがとう黒ハート
変換 〜 221127集合写真光が丘383.jpg

次回は来週11日㈰!
12月はクリスマスツリーの木(針葉樹)の林を目指して、探検するよ!
くらちゃん先生の工作教室も素敵なクリスマスオーナメント作りです^^
まだ残席あります!!ぜひご参加くださいクリスマス