
東京練馬は、朝の冷え込みが厳しくなってきました。
師走に入り、一気に冬本番ですね。

先週の日曜日は、お天気にも恵まれ、11月の森のようちえんが無事開催されました。
森のようちえんシンボルツリーの一つ、光が丘公園すすき原っぱのクヌギの木も紅葉が鮮やか。
原っぱの昆虫たちもだんだん少なくなってきていました。
最後の力を振り絞るオオカマキリ

実生の根元の方へ降りてきて、じっと日光浴するナナホシテントウ

雑木林の生き物達も、冬越しの準備の真っ最中。
交尾をするクヌギカメムシ

産卵するメス

クヌギやコナラの樹皮の隙間に産み付けられた卵

交尾→産卵→卵 と全ての過程を見ることができました。
インターネットでは学べない“本物”がそこに!!
そして、雑木林を歩いていると「キャー!!」っとお母さんの声。
「なになに!?」と集まる子ども達の足元に・・

土の中で蛹になって越冬しようとしていたクチバスズメの幼虫が。

先週のミニ観察会では、まだ木の幹にいたのに‥

更に丸々と太っていて、その大きさに大人も子どもも圧倒されました。
いつもの森のようちえんであれば、イモムシ・ケムシ達も手の上に乗せてみんなで観察するのですが、蛹になる前の大事な時期だから‥とそっとまた落ち葉をかけてあげました(●^^●)
その他、大きいと言えば‥オオスズメバチの女王蜂にも遭遇!

女王蜂は一匹で越冬し、来春まで過ごします。(他の蜂はみな死んでしまいます)
その大きさ、力強さは圧巻でした!
その他、色づく秋の紅葉やイロハモミジの飛ぶ種などなど‥
たっぷり楽しみましたね。

最後の振り返りクイズは、小学生の生き物観察リーダーが行ってくれました。

あんなお兄ちゃんになりたいなぁ。。と、みんな羨望の眼差しに

そして、もう一つ忘れてはいけないのが、11月の森のお楽しみ!
くらちゃん先生の工作教室は、「どんぐり染めに挑戦☆」

どんぐりとクヌギのぼうし(かくと)を入れてお鍋でコトコト煮ると

とっても優しいベージュ色に^^
お鍋の火の番は、小学生ボランティアたちが大活躍!

みんな本当にありがとう


次回は来週11日㈰!
12月はクリスマスツリーの木(針葉樹)の林を目指して、探検するよ!
くらちゃん先生の工作教室も素敵なクリスマスオーナメント作りです^^
まだ残席あります!!ぜひご参加ください