
地球環境の未来のために、まずは自分ができることをしよう!という日です。

(一社)日本環境NPOネットワーク有志を中心とした環境活動を行う仲間が始めた試みです。
本ブログ、みどりちゃんの散歩道でも、今月から発信していきたいと思います!
6月15日の今回は、タイトルにもなっている、当会初のごみ拾いイベント事業“プラごみバスターズ@練馬”の実施報告も兼ねたいと思います^^
5月15日、5月29日、6月5日の三日間かけて、海、川、街の森のごみ拾いを練馬・板橋に住む小学生親子と大学生ボランティアさん他、延べ95名と行いました。
きっかけは、「海のない練馬に住む私たちにとって、海洋プラスチック問題は自分事として考えにくい」という言葉からでした。
本当にそうかな‥ 地図でみると、とんでもない!

荒川水系を通して、練馬の街のごみは、海へと流れ込んでしまうことが分かりました!
そこで、有志が集まり、ごみ拾いスタート!

スタートの第一回は、都立葛西海浜公園の西なぎさ
なぎさのクリーンナップ活動を行っている環境団体、DEXTE-K代表橋爪慶介さんが、なぎさの自然環境やプラごみの先生をして下さいました。

(遠くに見えるのは、“夢の国”ディズニーリゾートです。)
当日は、大潮。ちょうど干潮時刻と重なったため、干潟で遊ぶ来園者も多数いました。
その足元には、無数のマイクロプラスチックごみが‥

みんなで、5o目のふるいを使って採取してみました。

マイクロ化されて、原型が全く分からないものもありましたが、洗濯ばさみのかけらや、某有名アイスの容器の蓋、ラムネ瓶の栓などなど‥子どもたちにも馴染み深いごみも多く、親子で問題を実感していました。
そして、練馬とつながる、荒川の河口へ

「とっても広いね!!」
護岸のコンクリートブロックの隙間には、マイクロ化される前のごみが無数に引っかかっていました。
奥に入り込んでしまって手が届かないものも‥
一時間あまりにも関わらず、皆で拾ったごみは、45ℓごみ袋11袋分!
「がんばったね!!」

橋爪先生が、#あしもとから Facebookに上げて下さいました。
また、なぎさには繫殖期を迎えた野鳥たちがたくさん集まっていました。

婚姻色のサギたちの向こうには‥

南半球から渡ってきた、アジサシやコアジサシたちがたくさん!!
森のようちえんの昆虫博士でお馴染み、日本野鳥の会の高橋先生が図鑑も使って教えてくれました!
ごみ拾いをしながら、なぎさの魅力を満喫しました

続いて‥第二回は、川のごみ拾い!
荒川水系一級河川の白子川源流(練馬区立大泉井頭公園内)で、ごみ拾いを行いました。
初めての胴長にやる気満々!
当日はとっても暑かったので、胴長履かずに頑張るこも^^;
外気温は30度超でしたが、川底いたるところから、水が湧いていて、川の中は見た目以上にひんやりしています。
“湧水”
この素晴らしい自然を守り伝えている白子川源流・水辺の会の皆さんが、講師として川の歴史や環境、川の生き物たちのことを丁寧に教えて下さいました。

網を入れると、ヌマエビや魚の稚魚がたくさん!
ちょうど、大雨の後だったこともあり、ごみは少なめ。
高学年生たちは「川に流れてしまったんだね‥」とちょっと悲しそうでしたが、
その代わりに、外来種捕獲(アメリカザリガニ)と、増えすぎてしまっている水生植物撤去(ウキヤガラ撤去)を行いました。
アメリカザリガニ
↓水生植物“ウキヤガラ”。一株がこんなに、増えて、水面が見えなくなってしまっているのです。
葉で手を切らないように軍手をして、一生懸命がんばりました!
「たくさんとれたね!」

この回ご協力いただいたのは、同じ練馬区内で活動している3団体のみなさま

・白子川源流・水辺の会
・ねりまキッズボランティア
・武蔵大学ボランティアサークルA't(アット)

暑い中、早朝から本当にありがとうございました!
練馬区内で素敵なつながりがまた一つ増えました!!
そして、最後の第三回(最終回!)は、私たちの活動のメインフィールドである都立光が丘公園の森で、ごみ拾いを行いました。

梅雨入り前、最後の日曜日で、青空が広がりとっても気持ちがよかったです。
ごみを探していたら、ぴょこぴょこと動くものを発見!


アズマヒキガエルの赤ちゃんでした。
(卵は水の中ですが、卵からかえると、森の中で過ごします。)
頭の上には‥

卵を抱く、エサキモンキツノカメムシのお母さん(メス)。
身近な公園の森で、自然の豊かさも実感できました!
最後に、全三回参加してくれた子どもたちへ“感謝状”を贈りました。
一枚、一枚、その子その子に合わせた特注品☆写真がそれぞれ違います。

家族の思い出と、今後の学びや行動のきっかけにしてもらえれば嬉しいなと思っています(●^^●)
全三回分、最後まで読んで頂きありがとうございました!
みなさんも、 #あしもとから #ashimotokara 始めてみませんか??