東京練馬は朝からの冷たい雨が上がって、青空がのぞいてきました

昨日に引き継ぎ、12月の森のようちえんの様子をお伝えします☆
第8回森のようちえん12月12日㈰
冬の森探検&Xmas工作ということで、いつもの光が丘公園バードサンクチュアリ前からスタート☆
子ども達の後ろに広がるすすき原っぱが、日の光に照らされて本当に綺麗。

「冬の森探検にレッツゴー!」
まず目に飛び込んできたのは、鮮やかな赤色の実と緑の葉を付けた常緑広葉樹の
クロガネモチ。
正に、クリスマスカラーですね☆
「この赤い実は、鳥たちの冬のごちそうだよ。」と生き物博士の高橋先生。
(今回の森探検では、木の種子散布の方法が学習ポイントなんです

)

しきりに、足元で何かを探している子ども達。
何を見つけたのかというと‥

落葉広葉樹の
アキニレの種。
よーく見ると、その形は“目玉焼き”のよう。平たい種の周りに翼がついています。
風に運んでもらうタイプの種です。
その後、今までオオスズメバチが活動していて入れなかった“
クヌギトンネル”を久しぶりにくぐり抜けて‥

“どんぐりの森”に到着!
ここには、落葉樹の
コナラと常緑樹の
シラカシのどんぐりがたくさん落ちています。
「またあった!」と
アキニレを発見して教えてくれるお友達もいて、観察力に先生達も感心!

今回は、更に坂を下り、さらに公園の奥の方へ・・
そしてたどり着いた、針葉樹の森!
大きな大きなクリスマスツリーみたいな木がたくさん生えていたね。
「僕のおうちももっと大きかったら、こんなツリーを入れたいなぁ

」と可愛い感想を教えてくれた子もいました


そして、足元をよーく見ると・・
「ナニコレ!毛虫??」

いえいえいえいえちがいます♪
これは、常緑針葉樹の
ヒマラヤスギの雄花(おばな)。
黄緑色の花粉もくっついていました。
ヒマラヤスギの雄花は11月頃満開を迎えます。役目を終えた花たちが落ちていたのです。
たくさんの、木の実や小枝、花など‥拾った森の宝物を使って、Xmasガーランド作りを行いました。
(工作教室となった芝生広場のケヤキもはだかんぼうになったね。)

一生懸命に、拾った木の枝を付けたくて頑張っているお友達↑
お父さんお母さんが見守っていてとってもほほえましかったです^^。
最後に、芝生広場の“クリスマスツリー”、
ドイツトウヒの前で記念撮影!
自分で作ったお気に入りのガーランドを手に、嬉しそうな子ども達(^^)(^^)(^^)

「メリークリスマス!!

」
お天気にも恵まれて、2021年最後の森のようちえんも素敵な会となりました。
家族みんなで参加してくれたお友達も多く、ぜひ冬休みも、身近なみどりを楽しんで貰えるきっかけにしていただけたら嬉しいです!
今週末も、良いお天気の予報♪
ぜひ、冬の公園の森を楽しみに、ご家族で出かけてみて下さいね。
ドイツトウヒには、大きな大きなマツボックリが!
すすき原っぱ脇の
イイギリは、燃えるように真っ赤な実が鈴なり!